庚申塔写真 撮影日記(その3) こんなところにも!!
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先日、所用で東京方面に行く時のことです。 いつものように最寄りの武里駅で電車が来るのを待ちわびていました。 暇潰しに何となく廻りの景色を眺めていると・・・
ホーム超しに石仏のような物が目に入りました。 はっきりと見えないのでスマホで拡大して撮影してみると・・・何となく庚申塔のように見えました。
数日後ウオーキングがてら、目にした石仏を確認にうかがったところ、期待していた庚申塔でした。 早速撮影し、HPへ保存。
右隣りは馬頭観音菩薩でしたが、屋根付きであったので苔むすこともなく保存状態は良好、下部の刻字もはっきり読み取れました。 造立は「安永七戊戌年」と右に刻まれ、左に「十一月吉日大場村」、中央に「為四足菩提也」と書かれています。 「安永七戊戌年」は、西暦1778年のひと。今から245年前に造立されたことになります。
庚申塔が佇んでいたこの路は飲み屋街のある裏道で、比較的人通りが少ない道。 それでも駅へ通じる路なので過去数十年間には何度も通ったことのある路です。 なのに何で今まで庚申塔に気付かなかったのだろう。悔やまれましたが、武里駅を最寄り駅としている保存会会員仲間に聞いても誰一人知っていた人はおりませんでした。 そのくらい静かに立ち続けている庚申塔ですが、お花が供えられているところから、ご近所さんは大切に見守っていたようです。
毎日ウオーキングしていて、ほぼ近辺の路地は調べ尽くしているのにまだまだ意外な場所にあるものですね。これからも未踏の路を歩いて新たな発見に努めたいと心に誓いました。皆さんも是非庚申塔探しをしてみて下さい。 今回ご紹介した庚申塔はこちらに保存しました。クリックしてご覧下さい。
掲載履歴は、こちら をご覧して下さい。 直近のものでは、お正月に下谷七福神巡りのウオーキングをした際、2箇所で庚申塔を撮影して参りました。 その内お猿さんの他に「4夜叉」が彫られている庚申塔(世尊寺境内)があります。大変珍しい庚申塔ですので、こちらも是非ご覧下さい。 |
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