日本ES開発協会訪問記
【地域の課題】
地域には、子どもたちが「働くこと」の楽しさや社会とのつながりを実感しながら学べる体験の場が不足しています。
また、イベント運営が単発や外部委託に偏りがちな中、企業・団体・学生・住民が協力し、
継続的に交流の場をつくる仕組みづくりも課題となっています。
日本ES開発協会 金野 美香さん
【現在の活動内容】
「はたらくワクワクの根っこを育む」をコンセプトに、春日部市で体験型イベント「グリーンフェス」を開催しています。
日本ES開発協会を母体に、子どもたちがパン販売や移動動物園の飼育員などの仕事体験に参加できるラボを実施しています。
また、地元の高校生・大学生や地域企業、児童養護施設などが連携し、江戸時代の「結(ゆい)」のような助け合いの精神で、
14回にわたり地域ぐるみの活動を継続しています。
グリーンフェス
【今後取り組みたいこと】
現在は代表の金野様が各団体との調整を担っていますが、今後はいわば「講」である地域の各団体が集い、
情報共有や対話ができる「結」のような協働の場づくりを検討しています。
また、学生ボランティアや新規出展者に対して事前面談を行い、イベントの趣旨や社会的意義への理解を深めることで、
共感を持って関わる仲間を増やしていきたいと考えています。
ボランティアの皆さん
【協働のタネ】
当センターの「ぽぽらであそぼう」などの子ども向け事業との親和性が高く、
まずは互いのイベント運営ノウハウを共有しながら連携を深めていくことが期待できます。
特に、学生ボランティアの巻き込み方や、趣旨への共感を重視した出展者との関係づくりは、
今後の事業運営に活かせる貴重な学びとなりました。
【訪問担当者の声】
少人数でありながら、14回にわたり地域に根差したイベントを継続されていることに感銘を受けました。
特に、金野様をはじめとする運営メンバーの変わらぬ情熱と、大人自身が楽しみながら活動する姿勢が、
多世代の交流や新たなつながりを生み出していると感じました。
また、「まずは身近な仲間との連携から始め、少しずつ輪を広げていく」という考え方は、ぽぽら春日部の事業の展開を考える上でも大変参考になりました。