春日部市市民活動センター ぽぽら春日部春日部C工房

登録団体紹介

■現在取り組んでいる「大砂テラス」計画について:
「持続可能な社会」に向けた歩みの中,「生活の質」の再考が求められています。
・再考のためのキーワード:「循環」・「共生」を糸口に,複合的で重層的な可能性を秘めた川に着目し,「環境と景観を保全」に取り組んでいます。
・川は上流・下流だけでなく,空・海とも繋がり,循環していて,「循環の思想」を学ぶことができる身近な場です。
・川へのゴミ投棄,水質の悪化など,川の汚染状態は私たちの生活の有り様を示していて,生活スタイルの見直しが求められているように感じられます.
・川と川沿いの道の土・水・緑・光の中には多くの命があり,「共生の実感」が出来る場であるとともに,誰でも使える魅力的な公共空間(散歩など任意活動の場)でもあります。
・春日部市には,このような魅力あふれる川と川沿いの道が街の中心部にあります。
・このような立地条件を生かして,川沿いの道に回遊性,接続と展開を求め,いろいろなものをさらに意識的に繋げてみてはどうだろうか。
・川と繋がった雑木林・鎮守の杜・幼稚園・学校・老人ホーム・ポケットパーク・史跡・花壇・テーブル・椅子・カフェ・工房・アート・直売場・リハビリ・リサイクルショップなどなどいろいろなものが思いうかびます。
・これにより,川と川沿いの道は世代を超えた「屋根のない学校」になり,いろいろなものとの出会いの場,様々ないのちを感じる場,ひととあらゆるものとの繋がりと循環を感じる場,伝承の場,静寂の場,思索の場となるのではないでしょうか。
・川は「二面性」の学びの場でもあります。安全と危険,恵みと災害,生と死,寛容と不寛容,不易と流行,人の視点と魚の視点など,川は,静寂の中,ひとに深い思索を求め成長を促します。
・川と川沿いの道は複合的で重層的な交響(公共)空間で,任意活動の場です。この交響空間にふさわしい質と豊かさを,ひとと自然の力を借りて創り出したものが景観ではないでしょうか。
・交響空間となった「川と川沿いの道」の景観は,任意活動を活性化させながら市民の繋がりを強め,社会活動への参加を促し,「持続可能な社会」への歩みを支援するものになるのではないでしょうか。

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