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渡良瀬遊水地散策ウォーキング

公開日:2022年10月17日 最終更新日:2023年04月25日
タイトル
渡良瀬遊水地散策ウォーキング

詳細

 不安定な天気が続く中、たまたま好天に恵まれた10月11日(火)、板倉東洋大前駅で10時に集合し、会員53名で渡良瀬遊水地とその周辺のウォーキングを行いました。
 この日のウォーキングコースは、想い出橋から谷中湖畔に至り、北ブロックの展望台から360度の景色を一望した後、北水門前を経て子供広場ゾーンまで歩き、そこでの昼食と休憩です。
 昼食休憩の後半は、有志による「谷中村史跡保全ゾーン」を訪れ、雷電神社跡、延命院とその共同墓地跡、谷中村役場跡などを見学しました。
 帰路の途上、谷中ブロックの野鳥観察台に立ち寄った後、下宮橋から谷中湖を後にし、栃木県・埼玉県・群馬県の三県境を見て柳生駅まで歩き、解散しました。

 渡良瀬遊水地の一帯は元々低湿地で頻繁に洪水の被害に遭ったことに加え、明治時代の足尾銅山の鉱毒被害が甚大になったこともあり、これらの防災対策として渡良瀬川下流部に遊水地の増設が計画され、1922(大正11)年に渡良瀬遊水地が完成しました。
 又、この一帯は、特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地及びそこに生息する動植物の保全と、その賢明な利用の促進を目的とする「ラムサール条約」の基準に合致したことにより、2012年7月にラムサール条約登録湿地とされました。

板倉東洋大駅前を出発した歩こう会会員の列

谷中湖に通じる「想い出橋」の入口にて

北展望台(1層目の展望台手すりのところに2018年10月13日の台風19号の浸水線の表示あり)

 谷中湖畔の波と北水門

野鳥観察台から見た谷中湖

延命院跡の共同墓地(僧侶の墓標と思われる無縫塔)

延命院跡にある半鐘(レプリカ)(本物は栃木県指定文化財として、栃木市藤岡歴史民俗資料館に保管)

東武日光線柳生駅に近いところにある栃木県・埼玉県・群馬県の3県の境界にある「3県境」

この情報は、「春日部市歩こう会(春日部市レクリエーション協会所属)」により登録されました。

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