「世代交代・事業継承・後継者育成」20代と70代編③役員に定年と期限を設ける
公開日:2023年05月22日 最終更新日:2023年05月22日
登録元:「ぽぽら春日部」
※2022年度に実施した「世代交代・事業継承・後継者育成」をテーマにした座談会での内容の一部です。
○役員に定年と期限を設ける
「役員に定年あり 活動に定年なし」は、2021年のぽぽらフェスティバルでフュージョン長池創始者の冨永さんのお話で出たお言葉です。会の規約で代表などの任期は2年で、なんなく再任を繰り返し、気づけば同じ方が数十年。というケースは本当に多いと思います。代表などの役員を降りると活動そのものから身を引かなければならないような雰囲気があり、代表職が“生きがい”になってしまっていないでしょうか。また、代表職の引退を進言すると、その方の生きがいを奪ってしまいそうで、なかなか言い出せないということも多いのではないでしょうか。
「2年×3期まで」「最長10年間」など期限を設けると、本人もまわりもそのような意識で動くようになります。5年間くらい経つと、社会的な情勢や地域の 事情、かかわっている役員やメンバーのライフ ステージの変化もあります。あらかじめ活動を見直 す期間を設定しておくことが望ましいのですが、途中 からでも設定してみるのはいかがでしょうか。役員はなるべく交代す る仕組みと雰囲気があった方がよいです。代表などは気持ちよく交代できるように表彰をしてみると か、相談役や顧問にしてみるとか、数年後にま た代表をやるとか、動きをつくってみるのもひとつの方法です。
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