春日部市市民活動センター ぽぽら春日部キリノカイ活動紹介社会教育・生涯学習・生きがい 「桐の会(ポロウニア・クラブ)」会報 環境学習:E202026年2月度 参考文献紹介4 AL Gore 著 枝廣淳子 訳『不都合な真実』

 「桐の会(ポロウニア・クラブ)」会報 環境学習:E202026年2月度 参考文献紹介4 AL Gore 著 枝廣淳子 訳『不都合な真実』

公開日:2026年02月15日 最終更新日:2026年02月15日

桐の会 会報 :「環境学習会 2026年2月度」参考文献紹介4  February 15 ,2026

    *SDGsをテーマにした今期の事業年度での環境学習参考文献紹介は、一旦、今月で終了です。

 E20 環境学習: AL Gore(アル・ゴア)著 枝廣 淳子 訳『不都合な真実』ランダムハウス講談社 2007年1月                            同               『不都合な真実2』実業之日本社 2017年11月

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■アル・ゴア プロフィール

 米国生 1948年3月31日、本名 Albert Arnold Gore Jr. 第45代米国副大統領(在任1993120日~2001120)、現職は環境活動家、環境に関心を持つようになったことについて、著書『An inconvenient Truth(不都合 な真実)』に次のように記している。

「子ども時代、母が姉とアルにレイチェル・カ―ソンの『沈黙の春』を読んでくれたこと、1950年代、大学生の頃、ロジャー・レヴェル教授の下で学び、「地球温暖化問題」について関心を持つようになった、(後略)」

■『不都合な真実(An Inconvenient Truth)』 ランダムハウス講談社 20071

 この本は、ドキュメンタリー映画ができた後に出版された。出版に至る経緯が、冒頭の序文「はじめに」のところに記載されている。 「(前略)2000年の選挙後、私がやろうと決意した1つは、地球温暖化についてのスライドを見せながらの講演を再開することだった。(中略)私は世界中を廻って、耳を傾ける人には、だれでも、自分の編集したこの情報を見せ、話をしてきた。(中略) 2005年の春のある晩、環境活動家のローリー・ディヴィットが企画し、主催した集まりで、いつものスライドを見せながら講演をした。その後、彼女ともう1人のプロジューサー、ローレンス・ベンダーが「そのスライドで映画を作ることを考えみたら?」と提案してきた。(中略)一晩で数百人の人々への講演を続ける以外の方法を考えるなら、映画はよい方法だ。(後略)」、本は、温暖化の環境影響に関する写真を主体とした絵本のような構成で、間にゴアの講演内容が織り込まれている。

■『不都合な真実2(An Inconvenient Sequel:Truth to Power)』 実業之日本社 201711

英文での直訳は「不都合な真実の続編:権力に真実を」となる。また、補足として“Your action handbook to learn the science, find your voice, and help solve the climate crisis(不都合な真実の続編:科学を学び、自分の声を見つけ、気候危機の解決に貢献するための行動ハンドブック)とある。

 「(前略)気候の危機を解決するための闘いの現時点において、残っている問いは3つしかない。私達は変わらなくてはならないのか?私達は変わることができるのか?私達は変わるのだろうか?(中略)」、ゴアは、最初の2つは“Yes”だという、3つめの問いは、“Yes”と確信しているが、予測という性格を有している、という。そして、「この予測を現実のものにするには、2015年12月のパリ協定に具現化された世界的な合意を継続的に強化していかなければならない。」、という。続けて、「(中略)何が起こっているのか、なぜ起こっているのか、どうすれば正常な状態にもどせるのか、(中略)この地球を汚染し、気候の均衡を破壊するのは間違っている。未来世代に希望を与えるのは正しい。(後略)」、という。続編は初版(10年前)と比べ気候変動影響が、より顕著になっている。

■お薦め

 『不都合な真実』は、写真・イラスト・図形等を主体にしており、絵本のように気候変動の影響を学べる本である。補足の“find your voice,のフレーズは、単に「話す」という意味を超え、「自分自身の内面にある、独自の視点や感情を認識し、それを他者に伝える手段や勇気を見つける」という深い意味合いを持っている。トランプ大統領は1期目の2017年にパリ協定離脱を表明し、2021年に離脱した。次のバイデン大統領は復帰したが、2025年、再選した2期目に2度目の離脱を宣言した。その一方で、米国には、ゴア氏のように長年環境活動に取り組んでいる人もいる。自然環境の悪化が進んでいる現実を知る事が大切だ。人間の経済活動が原因で、「宇宙船地球号」の自然環境が壊れれば、「アメリカファースト」などとは、いってられない。

      *↓PDF詳細は、こちらから見てください

 環境学習 2026年2月度 E20参考文献4:『不都合な真実』アル・ゴア

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