春日部市市民活動センター ぽぽら春日部キリノカイ活動紹介社会教育・生涯学習・生きがい 「桐の会(ポロウニア・クラブ)」会報 街の散策:42 武里地区散策

 「桐の会(ポロウニア・クラブ)」会報 街の散策:42 武里地区散策

公開日:2025年12月01日 最終更新日:2025年12月02日

「桐の会(ポロウニア・クラブ)」会員各位

■(2025年度) 「桐の会 会報」のお知らせ                 会員:K.T.

 こんにちは。12月に入りましたね。12月の会報をupします。

いよいよ2025年の最期の月となりました。なにかと慌ただしい師走ですが、健康で1年を締めくくりましょう。

  「桐の会(ポロウニア・クラブ) 会報 街の散策                    

42(1)IMG_2834 一ノ割駅(東口) 42(2)IMG_2810 一ノ割香取神社3 42(3)IMG_2812 圓福寺 42(4)IMG_2817 備後須賀稲荷神社2 42(4)1 IMG_2818 備後須賀稲荷神社本堂 42(5)IMG_2821 勝林寺お堂 42(7)IMG_2822 大場香取神社 42(8)IMG_2828 大畑香取神社3 42(9)IMG_2831 西光寺1 42(10)IMG_2833 武里駅東口

  [ 街の散策からの気付き発見 ]

   武里地区散策        December 1, 2025

武里地区を散策した。武里の地名は、明治22年(1889)に8つの村が合併し、「武蔵野の里」を略して武里村の村名が付けられた、という。「一ノ割駅」を出発点に自転車でゆっくり、サイクリング散策をする。一ノ割の地名は、江戸時代に年貢の負担を均等化する目的で、耕地を一定期間毎に村人同士で交換する「割地制度」の土地制度にあり、土地を「一ノ割」・「二ノ割」と分けていたことに由来する。駅名は東武鉄道が命名した。

(1). 一ノ割駅(春日部市一ノ割1丁目1/ ■2024年平均乗降16千人/

↓  開業 大正15年(1926)10月1日

(2).一ノ割香取神社(春日部市一ノ割1丁目30-4)

↓  創建不祥 ご縁起記によれば、天正年間(157392)に現在の地に移転

(3).圓福寺(春日部市一ノ割1丁目30-1)・浄土宗

↓  起源 鎌倉時代11851333)末期、文禄元年(1592)開山、といわれる。

(4).備後須賀稲荷神社(春日部市備後西5丁目5-1)

  創建 鎌倉時代 建暦元年(1211)春日部氏が建立した、と伝えられる。

(5).勝林寺(春日部市備後西4丁目13-5)・浄土宗

  創建 戦国時代(14671573) 元亀元年(1570)

(6).大場香取神社(春日部市大場799)

  創建 室町時代 (13361573) 文安3年(1446)に勧進

(7).大畑香取神社(春日部市大畑230-1)

  創建不祥 大畑村が大場村から分村の際、大場香取神社から分霊と推測。 江戸時代から大畑に約380年伝わる念仏踊り、埼玉   県指定文化財「やったり踊り」が毎年7月に奉納

(8).西光寺(春日部市大畑177)・浄土宗

  創建 安土桃山時代 文禄年間(159296)と伝えられているが、天保2年(1831)火災により文書等焼失し、記録不祥。「やったり踊り」では西光寺からお囃子と「練り込み」行列が大畑香取神社へ向う。

(9).武里駅(春日部市大場450/ ■2024年平均乗降14千人/日) 

     開業明治32年(1899)12月20日    (参考:春日部駅 開業 明治32827/■ 2024年平均乗降64千人/日)

武里地区を散策して、『この地域も古い歴史を残している。』と、思った。大畑地域のユニークな民俗芸能、「やったり踊り」の歴史は江戸時代、大畑村と備後村が不毛の土地を争い、相撲の決着で、勝利した大畑村の人々が「ヤッタリナー、ヤッタリナー」と勝ちどきをあげながら踊ったことが起源、という。約380年続く民俗芸能として受け継がれている。現在は、「やったり踊り保存会」が設けられ、踊り手は「小学校1年~3年」、「小学校4年~中学生」、「若衆」の3つのグループがあるらしい。地元のコミュニティが次の世代を巻き込み、続けている民俗芸能は、持続可能な伝統継承の在り方だろう、と思う。

   *↓PDF詳細は、こちらから見てください

 42 武里地区散策

この記事を見た人はこんな記事もチェックしています

Menu