春日部市市民活動センター ぽぽら春日部キリノカイ活動紹介社会教育・生涯学習・生きがい 「桐の会(ポロウニア・クラブ)」会報 街の散策:26 江戸川散策3「宝珠花橋」

 「桐の会(ポロウニア・クラブ)」会報 街の散策:26 江戸川散策3「宝珠花橋」

公開日:2025年04月26日 最終更新日:2025年04月26日

「桐の会(ポロウニア・クラブ)」会員各位

 26(1)IMG_2216 江戸川宝珠花橋 26(2)IMG_2213 宝珠花橋2 

■ 「桐の会(ポロウニア・クラブ) 会報 街の散策  

           [ 街の散策からの気付き発見 ]

 26  江戸川散策3「宝珠花橋」    Apr.1,2025 

 春の「街の散策」を開始している。龍Q館から江戸川の堤防を3kmほど上流に、「宝珠花橋」がある。この橋は昭和29年(1954)に着工、昭和33年(1958)に竣工した。橋の延長405.5m、幅5mの橋で、昭和49年(1974)金野井大橋ができる前まで、江戸川を挟む千葉県と埼玉県をつなぐ重要な橋であった。

 江戸川の堤防の上から見ている西宝珠花の地域は、大きくは2度の変革を受けてきた。一つは良く知られている江戸時代の江戸川開削による地域の東西分断、もう一つは昭和の江戸川改修に伴う、地域移転である。

 昭和22年(1947)カスリーン台風による大水害は堤防の決壊や越水で濁流が市街地に流れ込み、利根川・江戸川・中川流域の埼玉県東部、東京都に甚大な被害をもたらした。この水害対策から利根川水系の大規模改修計画が立案された。これにより、宝珠花村は全戸数の75%、250戸が移転の対象となった。宝珠花村は河川敷として村の3分の1の面積、3万2千坪が買収された。移転事業は昭和25年(1950)から始まり、2ヶ年間を要した。移転後の河川敷は、毎年5月3日・5日に、国の無形文化財に選択されている百畳敷きの「宝珠花の大凧」揚げ会場に使われている。

     *↓PDF詳細は、こちらから見てください

 26 江戸川散策3「宝珠花橋」

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