「桐の会(ポロウニア・クラブ)」会報 街の散策:16「碇神社とイヌグス」
公開日:2025年04月20日 最終更新日:2025年04月20日
■ 「桐の会(ポロウニア・クラブ) 会報 街の散策
[ 街の散策からの気付き発見 ]
16 「碇神社とイヌグス」 Nov.2024
大落古利根川の遊歩道沿いに碇神社とイヌグスの巨木が鎮座している。説明によると、江戸時代の粕壁宿は、米や麦の集散地として栄え、古利根川を利用した舟運が行われていた。当時、このあたりは小高い丘があり、地域の人々からは「碇山」と呼ばれ、イヌグズの巨木が船着場の目印になっていた。ここには、舟の停泊や船荷の積卸場となっていた川の湊、下喜蔵河岸があったらしい。このイヌグズが根づいたのは県指定天然記念物と指定された1955年から600年前を計算すると、1355年、南北朝の時代、春日部氏一族が南北朝の戦乱にかかわっていた時代になる。イヌグズは、どのように、この地にたどりついたのだろうか。
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