春日部市市民活動センター ぽぽら春日部かすかべわらおうかい活動紹介福祉・助け合い第28回「春日部 笑おう会」開催報告

第28回「春日部 笑おう会」開催報告

公開日:2026年06月19日 最終更新日:2026年06月21日

あいにくの雨模様の一日でした☂️

てんかんのある方など、気圧や天候の影響が出やすい方には少しつらい空気だったかもしれません。それでも、雨不足が少しでも解消されることを願いつつ、無事に開催することができました。

 

この日の「春日部笑おう会」には、共生・多機能型デイサービス「ダイアリー」さんの代表取締役の方と作業療法士さんが参加してくださいました✨

今回「ダイアリー」の代表取締役さんが来てくださったことで、 会の空気がさらに心地よくなりました。 初めてなのに、みんなの特性をすっと見抜いて、 会話の流れを作ったり、話を引き出したりするのが本当に上手で、さすがだなぁと感心しっぱなしでした。私も横で見ながら勉強になることばかりで、まだまだ未熟だなと感じつつ、良い刺激をいただきました。

おかげさまで、雨の日とは思えないほど、あたたかくて笑顔の多い時間になりました。

そんな和やかな雰囲気の中で、今回は「日常のイラッとする瞬間」をテーマにお話を伺いました。

 

日常生活の中で「イラッ」「ムカッ」とすることって、誰にでもありますよね。
高次脳機能障害のある方は、脳にダメージを受けた状態で日々を過ごしているため、なおさら刺激に敏感になりやすいし、制御も苦手になる傾向にあります。

 今回は、皆さんが「どんなことでイラッとするのか」「どうやって気持ちを処理しているのか」を伺いました。

 

わかっていることを言われるとイラッとする。
第3者に愚痴ってガス抜きしている。


・ルーティンが崩されるとイラッとする。
カラオケで叫んで発散している。


ネガティブな相談を長時間聞き続けるのが辛い。
旅行に行って気分転換をしている。


子供がスマホばかり見ているとイラッとする。
自分の常識を押し付けないよう意識したり、別の場所に移動して距離を取る。


子供たちが騒がしい時の奥さんのピリピリにイラッ…。
その場では言わず、ノートやLINEで気持ちを伝えている。

自分の常識から逸脱する立ち居振る舞いを見るとイラッとする。
思ったことを口に出して溜め込まないようにしている。


口頭で言われても理解しづらく、理路整然と話してほしい。
文字起こしアプリを活用している。

 

イラッとするポイントも、気持ちの処理方法も、本当に人それぞれ。 特に男性は「グッと飲み込む」「自分の中で処理する」傾向が強いように感じました。

 一方で、「忙しすぎてイラッとする時間がない」 という強者もいて、皆驚愕!
時間があって暇だとついイラつきやすくなるのは…心理としてあるあるなのかもしれません。私はめちゃくちゃ短気なので、尊敬します!(ちなみに会の代表はすぐ口に出るのでヒヤヒヤしています…苦笑)

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ある参加者さんから、こんなお話がありました。

 その方は、もともと社交的というより、「狭く深く」関わるタイプで、好きなことに一直線な性格だそうです。営業職に配属されたとき、一般のお客様相手のBtoCは苦手だったものの、企業相手のBtoBでは自分の強みを発揮できたとのこと。さらに印象的だったのは、【BtoCでも、チームでサポートする形なら自分にもできる】と気づいたというエピソード。

「できない」と思っていたことも、視点を変えることで“できる形”に変わる。

その気づきが、その方の働き方を大きく変えたそうです。

この話は、インクルーシブデザインの考え方にも通じています。
障害がある・ないに関わらず、人は“視点を変える”だけで、できることがぐっと広がる。  そして、その人が力を発揮できる“適材適所”が自然と見えてくる。そんな大切なことを、参加者さんの経験から教えていただきました。

この視点で、障害の有無にかかわらず活躍できる場が増えることを期待したいです。

 

今回も、参加者さんそれぞれの経験や視点から、たくさんの気づきをいただきました。 「イラッ」とする気持ちも、「できない」と感じる瞬間も、誰にでもあるごく自然なこと。
でも、少し視点を変えるだけで、気持ちの扱い方が変わったり、自分の強みが見えてきたり、人との関わり方が楽になったりします。
笑おう会は、そんな“気づきの種”を持ち寄って、みんなで少しずつ育てていく場所なのだと改めて感じました。

  

ご参加くださった皆様ありがとうございました。またお会いできることを心よりお待ちしております!

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